退職する際に覚えておきたいこと

失業保険が存在している目的

失業保険というのは、「これまで働いていた人たちが自分都合などによって離職したり、解雇や倒産、また定年などといった理由で新たな職が見つかるまでの間に支払われる給付金」となります。

 

この期間中というのは、働くことなく数十万円を貰うことが出来ますが、これは国民生活の保障のために存在している制度であり、下記のような目的において成り立っているのです。

 

■失業中の生活を心配することなく、私たち国民が新しい仕事を探すことに専念できます。
■再就職を1日も早くできることを支援するための、就職活動として大切な資金になります。
■職業教育訓練や専門学校などで働くことの出来る能力を伸ばすための、必要な経費の支援になります。
■賃金が定年後の再雇用で低下しても、会社を退職することなく済むための援助金になります。

 

ただし失業保険が給付されるためには「とにかく就職しようとする気持ち、いつでも就職することの出来る能力を持っており、就職活動を積極的に行っているのにも関わらず、職業をすることの出来ない状態」といった条件が決められています。

 

このことから、再就職を希望しないで、失業保険の給付金だけを貰えることはありませんし、それとは逆に再就職しようとしている人でしたら、基本的には誰でも失業保険の給付金をもらうことの出来る権利を持っています。

 

このような権利のことを「受給資格」と呼ばれており、その受給資格を有する者は「受給資格者」と呼ばれています。

 

■支払っていた雇用保険料を返金してもらう

 

実際のところ「失業保険」という言葉は、よく聞くかと思いますが、公的には使われていないのです。その理由というのは、失業保険は雇用保険の制度の一部となっているからです。

 

雇用保険制度にが「基本手当」という項目が定められており、それを行政やハローワークで「失業給付」と呼んでいるのです。これらを私たちは「基本手当=失業給付=失業保険」としているワケです。

 

また、一般的には「失業した時にもらうことの出来る給付金=失業保険」といったイメージが定着しているために、雇用保険とは言わなく「失業保険」と呼んだとしても正しい意味として扱われています。

 

失業保険についても生命保険や損害保険と同様の保険となりますので、保険に頼ることなく仕事に就けることは大変ありがたいことかもしれません。

 

失業保険というのは働いている間に雇用保険料という名目で、給料から0.5%も天引きされてきています。今度はきちんと支払っていた雇用保険料を返金してもらうようにしましょう。