退職する際に覚えておきたいこと

有給を申請して退職

実際に退職をしようと考えている時、現在まで残っている有給をどのようにするのかも悩みの多くなっている問題です。

 

退職をする時に有給休暇を消化しようとする場合、一般的には、「退職届」に記載をしている退職の日付から、残っているこれまでの有給を逆算して申請することとなります。

 

例えば、これまでの有給が20日間残っており、そして3月末を退職日にしているような場合でしたら、3月11日までに引き継ぎを済ますことを前提として、残りの20日間を有給消化にあてていきたいという旨を会社側に伝えることとなります。

 

しかし、実際なところでは、仕事の引き継ぎや転職先の入社日などといった事情において、充分に有給を消化することが出来ずに、そのまま退職してしまうケースがほとんどとなっています。

 

特に退職までの日数が少なくなっているほど、有給を一括で消化することが難しくなる傾向にあります。また、会社の方が社内の慣例などといったことを理由として、有給取得を拒否してしまうケースも多く見られます。

 

しかし有給休暇というのは法律によって労働者に認められている権利でもあり、本来についきましては、できる限り消化してから退職をした方が望ましいと言えるのです。

 

■転職活動の最中から少しずつでも有給を消化

 

退職をする時の有給というのは、特例として会社側による買い上げをすることも認められているために、時間的な余裕がなかなか無いような場合には、このような提案を行なってみるのも一つの方法と言えるでしょう。

 

もし万が一、有給消化について、会社側と意見の折り合いがなかなかつかないような状況でしたら、最寄りの労働基準監督署に連絡をして、仲介をしてもらうという方法もあります。

 

なお、そこまでして会社と揉めたくないと考えている場合には、転職活動の最中から少しずつでも有給を消化していくようにすると良いかもしれません。

 

例えば人材紹介会社へ登録に出掛けたり、企業の面接を受ける日などといったものを、率先して有給に当てることが出来れば、転職活動の時間を作ることができ、さらには有給を消化することも可能になるために、まさに一石二鳥と言える方法です。

 

有給という、自分に与えられた権利を決して放棄することなく、なおかつ、円満な退職をするためにも、転職というのは、ある程度、時間的な余裕を持ちながら計画的に進めていくことが非常に大切なことなのです。